白髪染めシャンプーの効果的な使い方・正しい洗い方を徹底解説!
「最近白髪染めシャンプーってよく聞くけど、ホントに効果あるのかな?」「以前に使っていたけどあまり染まらなかった。」そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、白髪染めケア効果を最大限に得るには、ちょっとしたコツがあります。それは「シャンプー前」「シャンプー中」「シャンプー後」にちょっとひと手間を加えること。少し意識するだけでずいぶんと違うものです。
この記事では、白髪染めシャンプーの効果的な使い方を紹介します。正しい洗い方も併せて解説しますので、是非試してみてください。(※本記事内の「染める」とはすべて着色のことです。)
目次
シャンプー前にすること
白髪染めシャンプーは事前の準備でケア効果が大きく変わります。まずはシャンプー前に髪の汚れを大まかに落とし、泡立ちやすい状態に整えることが大切です。
ブラッシングで大まかに汚れを落とす
一日の終わりの髪には埃や花粉、汗、黄砂など肉眼では見えない汚れがたくさん付着しています。
汚れた状態の髪に上から白髪染めシャンプーを使ったところで、なかなか染まらないのは簡単に想像がつきますよね。
ブラッシングをして、先に髪の汚れを大方落としておきましょう。髪の毛の絡まりをとくことにより、シャンプーの泡立ちもアップします。
予洗いで泡立ちやすい状態を整える
ブラッシングの次は予洗いをします。
湯洗いでも構いませんが、ヘアワックスやヘアオイルなどスタイリング剤が残っていると染まりが弱くなりますから、シャンプーで先に落としておくのがおススメです。
もちろん白髪染めシャンプーで二度洗いしても問題ありません。ここまでするとグッと泡立ちやすくなります。
シャンプー中にすること
ブラッシングで汚れを落とし、予洗いで泡立ちやすい状態を整えたら、ようやくシャンプーに移ります。多めにシャンプーを使用してしっかり泡立てるようにしましょう。
濡れた手で多めにシャンプーをとる
まずシャンプーをとります。このときのポイントは「濡れた手」で。手が乾いていると、汚れが落ちにくくなってしまうからです。
そして量はたっぷりととることも大切です。
白髪染めシャンプーは通常のシャンプーより高価なので、節約したくなる気持ちは分かります。けれども、量が少ないと染まりが悪くなってしまうのです。
それでは本末転倒なので多めの分量を使うことが肝心です。
しっかり泡立てる
一般的なシャンプーでも直接髪につけるのではなく、まず手で泡立てることが大事といわれますよね。これは洗いムラが出るためですが、白髪染めシャンプーの場合、加えて色ムラが出ます。
特に使用する量が少ないと摩擦が大きくなり、刺激で髪が傷むことにもなりかねません。
多めのシャンプーを手でしっかり泡立ててから髪につけることが重要です。
少し時間をおいてからよく洗い流す
効果をしっかりと得るには、少し待ってから泡を流すことが大切。置く時間は2~3分くらいを目安にするとよいでしょう。そして次のようにすれば時短になります。
1まず白髪染めシャンプーで頭を洗い
2泡をのせたまま身体を洗う
3最後白髪染めシャンプーと身体と一緒に洗い流す
しっかりすすぐ
意外とできていないのが「すすぎ」です。シャンプーが頭皮に残るとフケやかゆみ、肌アレルギーの原因にもなりかねません。タオルや寝具に色移りするリスクも増えます。カラーの色水が出なくなるまで、しっかりすすぎましょう。
シャンプー後にすること
シャンプー後にはタオルドライとドライヤーをしますが、ここでも白髪染めシャンプーならではのポイントがあります。詰めが甘いとすべて台無しになる可能性がありますから、最後の最後まで気を抜いてはいけません。
タオルドライ
濡れた状態の髪はキューティクルが開いています。
ヘアカラーの場合、髪の内部に浸透した染料の分子が化学反応により大きくなるのでキューティクルが開いても染料が流れ出ることはありません。
しかし白髪染めシャンプーの場合、あくまでもキューティクルの表面、もしくは隙間に引っ付いて着色しているだけです。そのためキューティクルが開くと比較的簡単に染料が取れてしまうのです。
つまり塗れたままだと色落ちしやすくなり、衣服や枕などに色移りすることがあります。
それだけでなく、塗れたまま放置すると雑菌が繁殖し頭皮にもよくありません。髪も傷みやすくなってしまいます。まずはタオルドライで水分を取り除くことが大切です。ポイントは2つあります。
ゴシゴシ擦らない
染めた髪をゴシゴシ拭くと色落ちの原因になります。優しく包み込むように水分を取り除くことが大切です。拭くというより「ポンポン」と水気を取ってあげるイメージで。
頭皮は揉むように、毛先は挟み込むように
タオルドライの際、力を込めて絞るようにする方がいらっしゃいますが、これはNGです。力を入れず優しく挟み込むように拭きましょう。
ドライヤーでしっかり乾かす
タオルドライだけだと水分が残ってしまいます。必ずドライヤーも使うようにしましょう。
ポイントは4点です。
根元から
よくあるが先の方だけドライヤーを当てるケース。しかしそれだと髪が十分に乾かず、傷みや色落ちの原因になりますし、頭皮トラブルの原因にもなります。髪を持ち上げて、根元からしっかり乾かすことが重要です。
はじめは熱風、最後は冷風
ドライヤーの熱はどうしても髪にダメージを与えます。このダメージを緩和させるために仕上げに使いたいのが冷風モードです。
冷風を当てることでダメージを軽減できます。またキューティクルも引き締まり、髪にツヤが出ます。
まずは熱風モードで髪を乾かし、8割がた乾いたら冷風モードに切り替えましょう。
髪に近づけすぎない
髪の傷みを最小限にするために、ドライヤーの吹出口から最低10センチ程度は離してあてましょう。(10センチはおおよそ親指と人差し指を軽く広げた程度です)
使用時間は短く
どんなかけ方をしても、ドライヤーの熱風に長時間さらされると髪や頭皮は傷んでしまいます。長時間の使用は避け、手早く乾かすことも大切です。
- 編集者
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白髪染めシャンプーの使い方にはちょっとしたコツがあり、意識するとしないとでは効果に大きな差が出ます。
白髪染めシャンプーの効果が感じられない方や白髪染めシャンプーの使用を検討している方は、本記事でご紹介した内容を是非試してみてください。